消費者目線で考えるからこそ喜ばれる!企業ノベルティグッズの作り方
目次
企業ノベルティグッズは、ブランド認知や企業イメージアップを図る重要なツールです。 ノベルティを選定する際、自社の考えやコンセプトを優先して考えてしまいがちですが、受け取り手である消費者に喜んでいただけるアイテムを考えていくことが大切です。 それでは一体、消費者目線で喜んでもらえるアイテムとはどのような基準で考えたら良いのでしょうか?

今回はノベルティの基本から環境配慮型のエコグッズ、成功事例までを徹底解説します!
企業ノベルティグッズとは?基本を押さえよう
企業ノベルティグッズとは、企業がブランドの認知度向上や販促活動の一環として配布するオリジナルグッズのことです。企業のロゴやスローガンが名入れされることが多く、ボールペンやエコバッグ、USBメモリなどの実用的なアイテムが定番人気となっています。 受け取った人が日常的に使用することで、企業の宣伝効果が長期間持続するというメリットがありますので、実用性の高いアイテムが好まれます。
特に、展示会やイベント、キャンペーンなどで配布されることが多く、配布するシチュエーションやターゲットに応じたアイテム選びが重要です。 また、最近では環境に配慮したエコノベルティも注目されており、SDGsへの貢献をアピールする企業が増えています。
このように、企業ノベルティグッズは販促だけでなく、企業イメージの向上にも貢献してくれる重要なツールです。
SDGs貢献ノベルティについてはこちらの記事でも紹介しています!おしゃれで話題のエコフレンドリーノベルティ10選!
ノベルティの定義と種類
「そもそもノベルティって一体どのような定義なの?」と思う方もおられるのではないでしょうか。
ノベルティとは、企業やブランドが販促やPR活動の一環として配布する記念品やグッズのことを指します。主な目的は、ブランド認知の向上や顧客との接点を作ることであり、実用的なアイテムが根強い人気です。 企業だけでなく、学校や習い事など子ども向けのオリジナルグッズを取り入れることも多く、幅広いシーンで取り入れられています。
企業がノベルティに注目する理由
企業がノベルティに注目する理由としては主に下記の内容が挙げられます。
- 低コストで高い宣伝効果:広告出稿よりも安価で広範囲にアピール可能
- 顧客との関係強化:実用性のあるアイテムは消費者に喜ばれ、好感度がアップします
- 競合との差別化:独自性のあるノベルティで他社との差別化を図れます
弊社独自でとったアンケート結果によると、某展示会でノベルティを取り入れた企業の割合を計測したところ全体の4割となり、ノベルティを取り入れる企業は非常に多いということが分かります。 逆に捉えると、多くの企業がノベルティを取り入れる中で、いかに他社との差別化を図るかという点も課題となってきます。
消耗品の大量配布やオリジナルグッズ制作など、企業によってノベルティの取り入れ方もさまざまです!
ノベルティが販促品として注目される背景
近年ノベルティ市場は拡大しており、特に実用性の高いアイテムが人気です。時代のニーズに合わせて、消費者目線で喜んでもらえるアイテムを考えるという部分が販促効果向上において重要となってきます。
企業がSNSやデジタル広告を活用する一方で、リアルな接点を作るツールとしてノベルティの重要性も増しています。新規顧客の開拓から、既存顧客への感謝を伝えるツールとしてなど、幅広く活用できます。
また、企業がノベルティを取り入れる際には、把握しておくべき注意点もいくつかありますので、基礎知識をきちんと持っておくことも大切です。
注目のエコノベルティで企業イメージアップ
SDGsの推進に伴い、環境にやさしい素材を使用したエコなアイテムがノベルティ業界でも注目されています。 企業のSDGs貢献においてのメリットとして、下記の画像から内容を引用すると、大きく分けて下記の3点が挙げられます。
- ステークホルダーからの評価向上
- 従業員のエンゲージメント強化
- 事業拡大の可能性
引用:サステナビリティを意識した経営を行うメリット (三井住友銀行) エコアイテムをノベルティとして取り入れることで、サステナビリティを意識した活動アピールを行うこともできますね。また、SDGs関連のイベントやキャンペーンに参加する際などに他社との差別化を図るといった点でもノベルティはオススメの手法となります。
SDGsへの貢献に繋がる企業ノベルティはこちらの記事でもご紹介しています!おしゃれで話題のエコフレンドリーノベルティ10選!
人気のエコバッグや再生素材の活用
エコバッグや再生素材を使用したノベルティは、その実用性と環境への配慮から非常に人気の高いノベルティグッズの定番とも言えるアイテムです。 ランク王株式会社が提供するメディア事業『ランク王』は、「レジ袋有料化に伴う、人々のエコバッグへの意識調査」を実施し、下記の結果となりました。 引用:<1,000人に調査>レジ袋有料化が始まってからちょうど2ヶ月!エコバッグを常備している人は8割越えであることが判明! | PRTIMES
Q1の結果、エコバッグを持っている人は8割以上もいることが判明しました。シーンによって使い分けるため、そして毎日洗濯をするため、という理由で複数持ちをしている方もいました。回答者の中には、環境問題に積極的に取り組むためにレジ袋が有料化される前からエコバッグを愛用し続けていたという人もおり、人々のエコバッグ所持に対する意識の高さが見受けられます。
また、Q2の結果からレジ袋有料化後のお会計ではエコバッグを選択する人が8割、有料レジ袋を選択する人が1割、そして場合によって両者を使い分けるという人が約1割いることが分かります。 基本はエコバッグを利用しているが、どうしても忘れてしまう時があると回答している人も多く、忘れずに携帯できるサイズ感のエコバッグへのニーズが高まっているようです。
SDGsに配慮したノベルティの提案
SDGsへの取り組みは、近年多くの企業にとって重要なテーマとなっています。その中でも、ノベルティはSDGsへの貢献活動として効果的な手法です。
スイートプロモーションでは、環境にやさしい素材を使用したエコノベルティも多数展開しておりますので、ここからは厳選していくつかご紹介します!
スペンザ・ソフト再生PET2WAY巾着トート【カラー選択可】
上質な質感でワンランク上のエコバッグ。さらりとした質感でシワになりにくい特徴のソフト再生PET生地。再生PETながらも高級感があります。機能性の高いバッグは、幅広いジャンルのイベントでのノベルティに使えます。おしゃれさはもちろん、利便性の高いものほど販促品としての効果も期待できるでしょう。
カフェタンブラースタッキング(バンブーファイバー配合)【カラー選択可】
カフェタンブラーにバンブーファイバーを配合したエシカルなタンブラー。フタをスライドさせると、大きさが異なる飲み口2種類選べるので小さい方は温かい飲み物、大きい方は冷たい飲み物と使い分けできます。タンブラー本体はプラスチック2層構造で保温・保冷効果があります。スリーブ部分に印刷が可能で、ワンポイント印刷や全面単色印刷も可能な為、シンプルなデザインから、こだわりのデザインまで幅広く作成可能です。カフェ等の飲食店でのオリジナルアイテムとしてもおすすめです。
再生PETを使用した環境に優しいマルチケース。環境に優しいアイテムは、SDGsに取り組んでいる企業であることをアピールできると同時に、サステナブルな未来につながる社会貢献にもなります。整理収納・携帯に便利なマルチケースとなっていますので、通帳やカード、年金手帳など貴重品ケースとしてや、診察券や保険証、お薬手帳などを入れて通院ポーチとしても最適です。
環境意識の高まる市場での活用例
上記でお話しした通り、企業の環境意識向上から、ノベルティへの関心も高まっています。それでは、どのような活用例があるのでしょうか?主な例を下記にまとめました。
- 飲食店で、使い捨てカップではなくマグカップやタンブラーの推奨
- 展示会やイベントで、再生素材を使用したトートバッグを配布

これらは消費者に「環境保護への取り組み」をアピールすると同時に、実際に使用されることで長期的な宣伝効果を発揮します!
センスが光る!人気のノベルティ事例
ノベルティは、配布された方がその後の生活で実際に使用していただくことで販促効果を最大限に発揮できます。 そのためには、日常生活で使いたくなるようなデザイン性も重要となります。
名入れも、分かりやすく大きければ良いというわけではなく、日常生活に馴染みやすいシンプルなデザインが好まれることも多いです。 それでは具体的に、どのような活用事例があるのでしょうか?
大企業のユニークなノベルティ事例
大手企業もノベルティを多く取り入れています。その活用例として下記が挙げられます。 STARBUCKSでは、クリスマスの季節に合わせて対象商品をご購入のお客様に特製バッグをノベルティとして配布するキャンペーンを行いました。
この季節でしか手に入らない非売品という希少性から、商品の購買意欲をそそる施策の代表例と言えますね。おしゃれなデザイン性から、SNSでの拡散効果も期待できるでしょう。
このように、特別感を演出する希少性と、思わず欲しくなるデザイン性を兼ね備えたノベルティは販促効果向上に大きく貢献してくれます!
実用性を重視したノベルティの成功例
思わずSNSに載せたくなるようなデザイン性も大切ですが、実用性がなく使ってもらえないアイテムでは意味がありません。実用性のあるアイテムとして、主に下記の例が挙げられます。
- ボールペン:名入れスペースが広く、企業ロゴやキャッチフレーズを印刷しやすいため、広告効果も抜群。コストが比較的安価で、大量配布にも適しています。
- エコバッグ:折りたたみ式のコンパクトなものや、耐久性のあるキャンバス生地のものなど、種類も豊富です。名入れも可能で、企業のブランディングにも最適です。
- モバイルバッテリー:企業ロゴやスローガンを印刷することで、長期間にわたる広告効果が期待できます。多少コストはかかりますが、特別感があるため、高価値なノベルティとして活用できます。
- 付箋・メモ帳:小型で持ち運びもしやすいため、展示会やセミナーでの配布にも最適です。
季節感を取り入れたおしゃれなノベルティ
ノベルティは、配布したその後の生活で使用していただくことでその効果を最大限に発揮します。そのためには、日常生活で使用したくなるようなおしゃれなデザインが重要です。
また、春夏秋冬それぞれの季節に合わせたアイテムはイベントやキャンペーンにも取り入れやすく、ノベルティとしても喜ばれます。 例えば、行楽シーズンであればアウトドア関連のグッズ、暑い夏には熱中症対策グッズ、肌寒い秋冬であればあったかグッズなどが好まれます。 季節に合わせたノベルティグッズについてはこちらの記事でも詳しくご紹介しています!



ノベルティの活用シーンとターゲット設定
ノベルティの活用シーンとターゲット設定は、アイテムを選ぶ上で非常に重要なポイントです。スイートプロモーションでは、幅広いシーンに合わせたアイテムを多数展開しています。ここからは、それぞれのシチュエーションに合わせたアイテムをご紹介していきます!
イベントでの配布に最適なグッズ例
イベントでは、多くの人々にアピールできるアイテムが効果的です。大量配布できるアイテムや、差別化を図れる名入れが映えるアイテムなどが人気を集めています。
クリーナーとブラシの2WAY仕様で。いつでもキレイなパソコン周りを実現してくれるPCクリーナー。サイズもコンパクトなので配布するシチュエーションを選ばず取り入れやすいノベルティグッズです。名入れも可能なので、企業名やロゴなどを入れることで、オリジナルグッズとしてもオススメのアイテムです!
ノートへの記入やタブレット操作、さらにスマホスタンドもこなすオン・オフ使えるマルチペン。プロモーション効果の高い名入れが目立つシンプルなデザイン、ビジネスシーンなど様々な場所へ携帯しやすいフォルムなどポイントを押さえた販促品は、セミナーや企業説明会など幅広いイベントにおすすめです。
しなやかな綿×涼しげなリネンをミックス!天然素材らしい親しみやすさと幅広く使える汎用性の高さが自慢のコットンリネンフラットポーチ。使用頻度の高いポーチはオールシーズン、ノベルティとして使いやすいアイテムです。携帯することが多い分、プロモーション効果も高く、社会人や学生を中心に喜ばれるので、美容イベントやセミナーでのノベルティにもピッタリのアイテムです。
オフィスや日常で使える販促アイテム集
オフィスや日常で使用できるノベルティは、人目に触れる機会が多く認知向上に大きく貢献してくれます。そのためには、日常に馴染みやすいシンプルなデザインや実用性が必要となりますので、その点も意識してアイテムを選ぶようにしましょう。
スイートプロモーションオススメのアイテムをいくつかご紹介していきます!
Smoo・真空二重構造ステンレスボトル500ml【色指定可】
丸みを帯びた形状と色がかわいらしい、高い保冷温力のある年中使える優秀ボトル。家でも外出先でも使え、さらにオールシーズン使うボトルやタンブラーはプロモーション効果大!エコやSDGsの観点からマイボトルを持つ方が増え、またアウトドアなどでも使えるためファミリー、ひとり暮らし層など幅広く喜ばれる販促品です。
全面印刷できるモバイルチャージャー5000コンパクト【カラー選択可】
全面フルカラー印刷可能!販促効果抜群なコンパクトモバイルチャージャー。さらにコンパクトなサイズ感になり、持ち運びにもぴったりです。コンパクトタイプには、バッテリー容量が5000mAh・6000mAh・10000mAhがございます。入力ポートはType-Cタイプを採用し急速充電が可能なため、お急ぎの場合にも活躍してくれます。また本体形状を工夫したことで、より広範囲にきれいなフルカラー印刷が可能。エンタメ案件をはじめとした高級ノベルティや、契約・購入特典などにおすすめです。
オーガニックコットンのランチトート。毎日のランチ用としてはもちろん、ワンマイルコーデにも重宝する普段使いしやすいサイズが◎。数ある販促品のジャンルの中でも、包装にも使えるバッグ関連は毎シーズン人気です。名入れをすることで簡単におしゃれなオリジナルグッズを制作することができますね。
キャンペーン時に目立つノベルティとは
キャンペーンでノベルティを活用する場合、そのキャンペーン内容に興味を持っていただけるような関連アイテムを取り入れるのがオススメです。
ノベルティに興味を持っていただきキャンペーンに参加していただくといった用途で取り入れる際には、目立つノベルティグッズを取り入れるといった手法もあります。
株式会社 寺子屋は、「桜×すみっコぐらし」をテーマにしたグッズショップ「すみっコぐらし堂」の開店5周年祝いを記念して、ノベルティを配布しました。
引用:すみっコぐらし堂 開店5周年記念!ノベルティキャンペーン開催! | PRTIMES
上記の活用例のように、思わず目を引くノベルティはキャンペーンへの参加意欲もアップしてくれますね。
コストと品質を両立するノベルティの選び方
ノベルティにかける予算は、アイテムを選ぶ上で、まず第一に考えるべきポイントと言っても過言ではありません。しかし、安ければ安いほど良いということではなく、決められた予算の中で最大限のコストパフォーマンスを出してくれるノベルティを取り入れるということが重要です。
限られた予算の中で、「品質」「機能性」「デザイン性」の優れているアイテムを選定するようにしましょう。

それでは一体どのようなポイントを意識して選べば良いのでしょうか?
単価別に見るおすすめノベルティ
100円以下ノベルティ
コスト削減と品質アップの工夫
コスト削減する一つの手段として大量注文するといった方法があります。 大量注文することで1個あたりの単価が抑えられるのは「スケールメリット(規模の経済)」が働くためです。生産コストや物流コストが分散されることで全体のコストが低減し、結果として単価が安くなります。
また、海外工場を活用したり、シンプルなデザインにすることでコストを抑えつつ品質を保つといったやり方でコストを抑える方法もあります。
数量と価格設定の目安
ノベルティを発注する際には、ターゲット数に応じた適切な数量を見極めることが重要です。例えば、展示会用なら500~1000個、社内向けギフトなら100~300個程度が目安と言われています。
ノベルティを活用するシチュエーションとターゲット層をまず明確にして、予算に合わせた数量を考えていくようにしましょう!
まとめ
消費者目線で考えたノベルティグッズは、その実用性と魅力によって受け取った人々から喜ばれるだけでなく、企業イメージアップにもつながります。ブランド力向上や販促活動の一環として、ターゲットに合ったノベルティを選びましょう。 また、名入れやエコ素材の活用など、トレンドを取り入れたノベルティ選びをすることで、企業イメージの向上にもつながります。 ぜひこの記事を参考にして、自社ならではの魅力的なノベルティ作りに挑戦してみませんか?

スイートプロモーションでは名入れ可能なアイテムも多数ご用意しておりますので、お気軽にご相談ください!