近年、バンブーファイバーの食器を目にする機会が増えました。バンブーファイバーを利用している食器には、リーズナブルでおしゃれなデザインのもが多いので人気を高めています。しかし、「バンブーファイバー」と聞いてピンと来る方は少ないのではないでしょうか?
バンブーファイバーとはどんな素材?
バンブーファイバーとは「竹製品」という意味で、竹から取り出した繊維をパウダー状にして固めたものです。自然素材の竹を混ぜ込むことで、合成樹脂の使用料を減らした環境に優しい素材となっています。また、竹は成長スピードの早い植物としても有名です。木の2倍の速さで伸びていくと言われています。農薬や化学肥料・除草剤を使わなくても栽培することができるので、地球に優しい製品を作ることができます。「バンブーレーヨン」という、布製品もあります!
プラスチックに代わるエコ素材
バンブーファイバーは、プラスチックに代わる素材としても注目を集めています。バンブーファイバーを使用した食器は化学物質が含まれていないため、燃やしてもダイオキシンが発生する心配がありません。土に埋めると微生物によって生分解されて数年で土に還ります。また、その生産過程においても二酸化炭素の排出量がとても少なく、環境に配慮した素材です。
バンブーファイバーの特徴
バンブーファイバーは、プラスチックのように軽く丈夫な素材です。価格もリーズナブルなものが多く、自然素材で環境に優しいということが最大のメリットです。また、バンブーファイバーの製品には有害物質が含まれていないので、体にとても優しいです。なので、赤ちゃん用の食器としても人気を集めています。
バンブーファイバーを利用した製品
バンブーファイバーは主に食器に利用されます。軽く割れにくいという特徴を生かし、小さな子供用のお皿などとして人気を集めています。もちろん子供用だけでなく、マグカップやタンブラー・スプーンフォークなど、幅広く活用されています。バンブーファイバーは安価なので、チープに見られやすいと思われがちですが、柄やデザインの種類が豊富で、アメリカンテイストのものから柄物などさまざまな好みで選ぶことができるのも魅力の一つです。
バンブーファイバーを使用する際の注意点
バンブーファイバーの食器は耐熱温度が低いため、電子レンジやオーブン・食洗器の使用はできません。防寒性が高くないので、冷凍すると割れやすくなり、冷蔵庫に長く入れていると劣化が早くなると言われていますので、長期的な保存には向いていません。少し扱い方に注意が必要ですので、きちんと性質を理解した上で使用することをオススメします!
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